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博鰲アジアフォーラム、3項目で合意見通し
発信時間: 2009-04-17 | チャイナネット

3つ目の合意:「新興経済体の発言権向上」

G20サミットの開催前に、発展途上国の発言権を高めることができるかに一時期注目が集まった。国際金融組織が発言権においてバランスを失い、先進国の発言権が著しく向上したために発展途上国の発言権は低下し、これは現在ある国際金融システムの状況である。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)は国際通貨基金(IMF)などの国際金融機関の改革を呼びかけている。改革過程では世界経済の変化を十分反映しなければならず、新興経済体と発展途上国により多くの発言権を持たせる。

博鰲アジアフォーラムで、新興経済体により多くの発言権を持たせることができるかについて、同フォーラムの龍永図秘書長は、「今年の年会では新興経済体に関することが主に検討され、フォーラムが世界の新興経済体に自らの意見を述べる場を提供できることを望む」と述べる。先進国が主導を握る会議またはフォーラムと違い、博鰲アジアフォーラムは新興経済体の独特な視点に重点が置かれ、国際金融危機が新興経済体に及ぼす影響や新興経済体の対策を話し合う。

「チャイナネット」2009年4月18日

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