2、中央投資プロジェクトの進展状況

4月末現在の中央投資の2008年第4四半期の新規増加分1000億元と、2009年の新規増加分の1300億元の関連プロジェクトの進展状況

(1)保障住宅建設

低賃料賃貸住宅21万4000組が基本的に建設を終えた。65万組は建設中で、炭鉱バラック区の10万戸の住宅改造はスピードを速めており、石炭採掘による地盤沈下地域の私有家屋12万9000戸と、国有森林区のバラック区15万7000戸の改造も速まっており、国有開墾区のバラック区と約8500戸と遊牧民の定住のための住宅1万8000組の建設はすでに着工している。

(2)農村民生プロジェクトと農村インフラ施設の整備

約1460万人の農村人口の飲用水の安全問題が解決し、農家に作られたた160万戸のメタンガスも使用が始まった。また約2万キロの農村道路、254基の農村電力網の各クラスの変電所も完成している。

「南水北調」プロジェクトの建設スピードも加速しており、約450件の重要水利プロジェクトや290件の大・中規模の危険ダムの補強プロジェクト、193件の大規模灌漑区の機能強化と節水への改造プロジェクトは基本的に終わり、標準食糧生産区260数万ムー（15ムーは１ヘクタール）を整備した。

また5000件の動物防疫システム構築関連プロジェクト建設が完了。また農産物品質検査測定設備1万3427台、食品品質安全検査測定設備28万台、食糧乾燥設備273組を購入し、油脂や搾油原料の貯蔵量は35万トン増加した。打ち立てられた貧困扶助プロジェクトは172件で、700カ所の農村郵便配達ネットワークを改善。

(3)重要インフラ施設の整備

ハルビン―大連、武漢―広州、南寧―広州、貴州―広州間の鉄道など、いくつかの重要鉄道プロジェクトの建設が加速しており、高速道路445キロも建設を終え、民用航空ターミナル10万平方メートルが完成し、都市電力網の改造が加速している。

特集：世界金融危機と中国の役割

　　　中国の十大産業計画