広西チワン族自治区の馬ヒョウ主席(広西・台湾経済科技文化交流協会理事会主席)の率いる「広西千人代表団」が21日、台北に到着した。10日にわたる経済・貿易・文化交流を行う。福建省で開幕中の「海峡フォーラム」の風を受け、大陸部と台湾との経済貿易交流の新たな高まりを起こす見込みだ。「国際金融報」が伝えた。
今回の交流活動は、大陸部の省・自治区・直轄市が台湾と開催する交流活動としてはこれまで最大規模・最高レベルのものとなる。台湾を訪れる広西代表団は27分団・1500人余りからなり、自治区の関連部門と全地級市の担当者も参加している。
馬主席は台湾到着後、広西代表団は、台湾の関係者と「両岸産業サミット 2009 年広西・台湾経済貿易協力フォーラム」を共催するほか、一連の商品調達活動を展開する予定だ。調達金額は1億7千万ドルに及び、皮革製品・ビニール原料・繊維製品・靴類・農産品・水産品などの各商品をカバーする。商工業界では、広西代表団の台湾訪問によって、両岸経済交流の新たな高まりが起こることが予想されている。
中国国民党の連戦・栄誉主席は、「今回の大規模代表団の台湾訪問は、両岸交流にとっての盛大なイベントであり、急速に発展しつつある両岸交流への大きな助力となる」と語った。
「人民網日本語版」2009年5月22日 |