『深セン市総合改革関連総体方案』に関する記者発表会会場の模様
先ごろ国務院で承認された『深セン市総合改革関連総体方案』で、深センは香港と機能的相互補完、差異化発展を進め、世界的な物流センター、貿易センター、革新センター、国際文化創意センターを形成し、8方面で香港と協力を強化することが提案された。
26日に開かれた『深セン市総合改革関連総体方案』の記者発表会で、深セン市の許勤・常務副市長は、「深センは広東省・香港・澳門(マカオ)と協力し、しっかりした協力の基礎を築き、協力分野を広げ、新たな協力方式を打ち出し、協力メカニズムを改善する。深セン・香港の密接な協力や融合・発展を全面的に推進し、都市機能の向上、生産力の合理化、輻射・けん引能力の強化を目指す。また、広東・香港・マカオがアジア・太平洋地区で最も活力と国際競争力を持つ都市となる上で役割を発揮し、広東・香港・マカオを世界で最もコア競争力を持つ大都市とするため、強力なサポートを提供する」と述べた。
深センは8方面で香港と協力する。
1. 金融分野での協力を強化する必要がある。深センと香港はそれぞれ優位性を持っていると言うべきで、協力強化は深セン・香港の発展に有利となる。
2. 海港と空港における協力を強化し、深センと香港の空港の協力を加速化、水上運輸サービスの分野での協力を強化し、世界レベルの港を造り上げる。世界の資源配分機能の物流センターを建設し、アジア・太平洋地区で最も重要な複合運送センターとサプライチェーン管理センターとする。
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