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北京、11新城建設プロジェクトに4千億元投下へ
発信時間: 2009-06-18 | チャイナネット

北京市発展改革委員会の責任者はこのほど、まもなく発表される同市の新都市11カ所建設発展プランの実施意見について解説を行った。これまでに新都市建設に向けたプロジェクト約200件の準備が完了しており、投資総額は4千億元を超える見込みだという。「新京報」が伝えた。

新都市建設の全体プランはすでに発表されており、今回の実施意見は多くの規定を細分化したものだ。規定によると、新11都市は供給能力と技術水準に応じて原則の内容を適宜発展させるものとし、一連の水・電気・ガスエネルギー施設やゴミ処理施設などを建設して今後の発展に備えるという。

同委によると、新都市の建設レベルは市中心エリアを上回るとみられ、生活の質を向上させてより多くの人を呼び込み、中心エリアの機能を分散し、人口の集中を解消することを目指すという。

第11次五カ年計画(2006潤オ2010年)に基づき新都市建設は2段階に分けて進められる。まず五輪前にプランの制定が終わり、プロジェクトの準備作業が完了した。次に五輪後に一連の重要インフラ建設プロジェクトが進められ、新都市の建設が加速される。これまでに200件を超えるプロジェクトの準備が完了しており、投資総額は4千億元を超える見込みだ。

建設過程では新都市が中心地域と一体化することを防止し、緑化分離帯の設置プロジェクトを優先的に実施する。同委によると新都市は都市機能、人口移転、経済発展の重要な「銃後エリア」であり、中心地域の一区域になってはならないのだという。

新11都市とは、順義新城、通州新城、亦庄新城、密雲新城、懐柔新城、門頭溝新城、大興新城、房山新城、昌平新城、延慶新城、平谷新城を指す。

「人民網日本語版」2009年6月18日

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