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調査:70%の中国人の収入源は給与所得
発信時間: 2009-06-23 | チャイナネット

▽「不健康な6症状」

報告書ではさらに、財務・投資・消費という3要素の分析を通じて、中国人家庭の財産管理が持つ「不健康な6症状」が指摘された。

(1)負債率が過度である。都市住民に見られる最も典型的な症状。調査によると、負債率が40%を超える家庭は、回答者のうち30%近くにのぼった。高い負債率は、彼らの生活の質を大きく引き下げている。

(2)収入源が単一である。給料だけに収入源を頼っていれば、財務の自由度はとても低くなる。調査によると、70%の回答者は収入が単一のグループに属していた。このような状況には隠れたリスクがある。仕事が安定している時はいいが、特殊な状況によって収入が中断すれば、個人と家庭は資金源をなくしてマヒ状態になってしまう。

(3)財務残高が良好でない。20歳から30歳の若者を主な対象として調査したところ、消費後の残高が10%に満たないという人は33%にのぼり、ほとんど「月光族」といえるような状況だった。消費の比率が60%を超える人は46%に達した。

(4)流動性の問題。資産の流動性への注目をほとんどの人が怠っており、流動性が過度に高かったり、過度に低かったりという状況があった。

(5)投資資産と資産との比が低すぎ、投資目標があいまいである。この比が適切な範囲内だった回答者は34%に過ぎなかった。この比が10%に満たない回答者も43%いた。この比は約50%が理想データであり、過度に低いと資産拡大ができず、過度に高いとリスクが大きくなる。

(6)各種保障への家庭からの支出が足りない。各種保障支出が家庭資産の10%に満たないという回答者は45.4%にのぼった。15%以上の十分な支出をしている人は高所得者層に集中している。この理由としては、リスク防止の意識が強いことや、退職後の生活レベルや死後の遺産計画への考慮などが考えられる。

「人民網日本語版」2009年6月23日

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