『中国証券報』

113社の中間決算に「回復」のシグナル

中間決算の売上高を見ると、113社の総売上高は1300億2000万元で、前年同期の1456億8700万元より約12％減少した。しかし、第2四半期の総収入と純利益は第1四半期比でそれぞれ18.64％、43％大幅に上昇し、回復基調は明確になった。

CPIが第3四半期末に底打ちか

中国人民銀行が28日に発表した『2009年第2四半期マクロ経済情勢』の報告で、第2四半期の国民経済の回復速度は予想を上回り、自信は着実に向上するとされた。消費者物価指数（CPI）は下半期には安定し、第3四半期末に底を打つが、反発の可能性も残されているという。

中国、今年2度目の製品油値下げを実施

中国国家発展改革委員会は28日、29日零時からガソリン価格とディーゼル油価格を1トン当たり220元引き下げ、航空燃料の出荷価格を1トン当たり270元引き下げると発表した。調整後、ガソリンとディーゼル油の供給価格はそれぞれ1トン6510元と5770元となり、ガソリンは1リットル当たり0.16元、ディーゼル油は0.19元引き下げられたことになる。