広東省の新疆ウイグル自治区を支援する工作隊は、プロジェクトを通じた支援を突破口として活動を進めている。資本を注入する「輸血型」プロジェクトを中心としつつ、資本を生み出す「造血型」プロジェクトも取り入れ、特に哈密（ハミ）地域の自力発展力の向上に努めて、過去約1年間に各種の無償支援金や支援物資総額約9800万元を同自治区に投入した。

現在、7つの重点建設支援プロジェクトはすべて着工し、哈密空港の第2滑走路拡張工事プロジェクトは完成して、実際に使用が始まっている。また哈密地域木ソウ姆保護・伝承センター、哈密市四道溝ダム、哈密地区の貧困問題を抱えた農牧民の移動・貧困扶助・移転・開発などのプロジェクトも動き出した。ある統計によると、ここ1年ほどの間に、広東省の新疆支援の工作隊の後押しを受けて、広東省と哈密地域との企業間協力プロジェクト契約が計9件締結され、契約金額は11億3400万元に上った。うち5件がすでに履行され、投入資金は5千万元に達した。

＊ソウ：「上」と「下」が上下に組み合わさった字

「人民網日本語版」2009年8月3日