人力資源・社会保障部の胡暁義副部長と同就業促進司の王亜棟副司長は4日、国務院新聞弁公室での記者会見に出席し、今年上半期の雇用と社会保障をめぐる業務の進展情況を説明した。中新網が伝えた。
王副司長によると、金融危機の影響を受けた出稼ぎ農民労働者の就業を促進するため、同部と国家統計局は共同で、今年の春節(旧正月、今年は1月26日)前後に就業状況の調査分析を行った。それによると、08年末時点で全国の出稼ぎ農民労働者の総数は2億2500万人に上り、うち出稼ぎ中の者が1億4千万人に上った。
また王副司長によると、今年の春節前にこの1億4千万人の約半数にあたる7千万人が帰郷。うち1800万人は就業問題を解決する必要に迫られ、春節後、95%が都市部に戻って就業し、残りの5%は農村周辺で就業したか、帰郷して起業したという。
「人民網日本語版」2009年8月5日