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温家宝総理、市場の十分な流動性維持を強調 |
発信時間: 2009-08-25 | チャイナネット |
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中国国務院の温家宝総理は先般浙江省を視察した際、「国内外の経済は回復に向かっているが、不安定、不確定要素がまだ存在し、情勢は依然厳しい状況にある」と強調した。 温家宝総理は、次のように指摘した。中国の経済運営におけるプラス要素は増加し安定した回復の動きも現れているが、冷静に見極める必要があり、経済回復の基礎はまだ不安定で、不均衡なため、盲目的に楽観視すべきでない。 1. 国際金融危機の見通しはまだ不明確で、外部需要減少の圧力が依然大きく、長期続く可能性もある。 2. 経済回復に危機対応、困難克服の内在原動力と活力が不足し、国の政策は企業と経済発展に重要な役割を果たしている。 3. 外需減少により国内の一部業界で生産過剰の矛盾が際立ち、工業と経済の成長速度の回復が限られている。 4. 客観的条件の制限、特に経済運営の内的規律の制約を受け、短期間で大幅に内需を拡大させることは難しい。 一部の短期政策の効果が徐々に低下し、中長期政策が効果を現すにはまだ時間がかかり、経済運営は依然として多くの新たな困難と問題に直面している。したがって、マクロ経済政策の持続性と安定性を維持し、経済の安定かつ急速な発展を促進することはわれわれが最優先すべき任務で、少しの怠慢と動揺も許されない。成長維持、就業確保、安定維持、リスク防止、構造調整を結合させ、統一的に進めていく必要がある。中央が決定した方針・政策を確固として実施し、経済の安定した回復情勢を打ち固めなければならない。 「チャイナネット」 2009年8月25日 |
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