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広西自治区、ASEANと中国を結ぶ交通中枢に
発信時間: 2009-09-04 | チャイナネット

広西自治区は今後5年以内に、都市間鉄道の建設を通じて、南寧市を中心とする広西自治区内の都市の「1時間交通圏」、隣り合う省の政府所在都市との「3時間交通圏」を形成する予定だ。また自治区内の3カ所のベトナム国境(凭祥、東興、竜邦)と雲桂鉄路(昆明・南寧)によって、中国の鉄道網とASEANの鉄道網との連結を広西で実現し、中国ASEAN自由貿易区の重要な交通ターミナルを形成することも目指している。

 今年6月には、国連アジア太平洋経済社会委員会が認可した「汎アジア鉄道網政府間協定」が正式に発効し、アジア諸国をまたがる鉄道の建設が実質的な推進段階に入った。広西自治区は、中国ASEAN自由貿易区の窓口であり、中国の発達した鉄道網のほか、アジア諸国の鉄道を結びつける地理的な優位性を持つ。広西自治区は今後、汎アジア鉄道の建設推進を強化していく構えだ。

 陳局長によると、広西自治区の鉄道は、縦5本・横5本という鉄道網の新局面を今後5年で形成し、中国の鉄道がASEANに向かう際の重要なターミナルとなり、汎アジア鉄道の建設のための最前線となる。中国西部から海へ出るのに便利なルートともなり、トンキン湾経済区の開放と開発も促進する見通しだ。

 「人民網日本語版」2009年9月4日

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