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広西自治区、ASEANと中国を結ぶ交通中枢に
発信時間: 2009-09-04 | チャイナネット

 南寧鉄路局の陳伯施・局長は3日、「中国国務院が認可した関連鉄道建設計画に基づいて、広西チワン族自治区の鉄道建設には今後5年で3000億元を超える投資がなされる」と語った。各工事が完成すれば、広西自治区は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の国際交通の中枢となる。「中国新聞網」が伝えた。

 中国南部の国境地区に位置する広西チワン族自治区は、中国の交通網にとっての辺境に位置し、鉄道などの交通インフラの建設は後れていた。だが中国ASEAN自由貿易区の建設や広西トンキン湾経済区の開放・開発が中国の国家発展戦略に組み込まれたことで、中央政府は、広西自治区の鉄道建設の支援などに力を入れるようになった。

 今後5年で広西自治区に新設・改造される鉄道プロジェクトは27件にのぼる。運航距離はこれで3200キロ以上伸びることになる。時速300キロで運行される路線は約350キロ、時速250キロ以上の路線は1600キロを超える。これらの工事が全て完了すれば、広西自治区の鉄道運行距離は現在の3100キロから6300キロへと倍増する。建設中または建設を終えたプロジェクトはこれまでに7つ。9月9日には、洛湛鉄路(河南洛陽・広東湛江)の湖南永州・広西玉林区間で旅客列車が開通し、広西自治区東部の住民にとっての嬉しいニュースとなる。

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