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中国、米国を抜き製塩量世界一の国に
発信時間: 2009-09-07 | チャイナネット

中国の年間製塩量は6600万トンに達し、世界トップとなっている。製塩能力は7200万トンに達する。アジア最大の製塩企業「中国塩業総公司」の茆慶国・総経理は5日、世界の製塩業の交流と協力を強化するためのプラットホームとなる世界製塩業団体を設立することを世界の同業者に呼びかけた。「中国新聞網」が伝えた。

中国塩業総公司が主催した「第9回世界塩業大会」に出席した茆総経理は、国連と全米製塩業協会から集まった1000人余りの関係者を前に上記の提案を行った。ただ世界製塩業団体をどのように設立するかについては説明しなかった。

中国が世界トップとなる前、世界の製塩量のトップに立っていたのは米国だった。中国と米国以外では、ロシア・ドイツ・カナダ・英国・インド・フランス・メキシコ・オーストラリアが世界の主要製塩国に数えられる。また日本は、世界で最大の塩の輸入・消費国となっている。オランダは、大規模なグローバル製塩企業と進んだ製塩技術を持っている。これら12カ国は、世界の製塩工業に対して大きな影響力を持っている。

中国では、海水や塩湖の水を使った製塩と採掘による製塩がなされている。そのうち海水を使った製塩が最も多く、世界の海塩生産量の3分の1以上を占めている。世界の製塩業における中国の地位はここ数年で急速に高まった。塩内の黄砂含有度の高さという問題が解決されたことで、中国製塩の品質は日本の製塩基準を満たすようになった。

「人民網日本語版」2009年9月7日

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