国家統計局は11日、8月の主要経済指標のデータをまとめて発表した。工業生産・固定資産投資・消費・工業製品出荷価格などのデータはいずれも昨年よりいくらか改善し、前月比でも加速・好転が見られた。中国経済は全面的に上昇している。中国新聞社が伝えた。
国家統計局によると、工業生産は引き続き成長を加速している。一定規模以上の工業企業(国有企業と年商500万元以上の非国有企業)の付加価値額は8月、昨年比12.3%の増加となった。増加率は昨年同月より0.5ポイント下がったが、前月より1.5ポイント上がり、4カ月連続の上昇となった。1月から8月までの付加価値額は昨年同期比8.1%増となり、増加率は7.6ポイントの下落、1月から7月までの増加率より0.6ポイント上昇した。
1月から8月までの都市部の固定資産投資は11兆2985億元で、昨年同期比33%の増加となった。増加率は昨年同期より5.6ポイント高まり、1月から7月より0.1ポイント高まった。
社会消費材の小売総額は8月、1兆116億元に達し、昨年同月比15.4%増。増加率は前年同月より7.8ポイント下がり、前月より0.2ポイント上がった。
消費者物価は8月、昨年同月より1.2%下がり(昨年同月は4.9%の上昇)、下げ幅は前月より0.6ポイント縮まった。CPIの前年同月比の下げ幅は縮まり、CPIの前月比は引き続きの上昇となった。