中国市場の注目も高いアップルiPhoneの中国上陸に具体的なタイムテーブルができた。中国聯通(チャイナユニコム)の趙継東・高級副総裁は9日、上海で開かれたGSM協会2009年アジア太平洋会議に出席し、アップルのiPhone携帯をチャイナユニコムが今年第4四半期に市場に正式投入する計画であることを明らかにした。「新華網」が伝えた。
趙副総裁によると、チャイナユニコムの3G業務は今年10月に正式に商用化される。チャイナユニコムと米アップル社は8月28日、iPhone携帯の市場投入を今年第4四半期に開始することで合意した。チャイナユニコムは、通信と情報化の新たなサービスをユーザー提供し、中国の3G産業の成果を多くのユーザーとシェアすることにしている。
チャイナユニコムはWCDMAライセンスを受けた後、ネットワークの構築や製品の開発などをただちに開始した。5月17日には、3Gの商用試行業務が56都市で始まった。3Gの構築と開通がこれだけの短期間で実現されたのは初めてだ。チャイナユニコムの3G業務の商用試行都市はすでに285カ所に達し、テストユーザーは33万人におよんでいる。
アップルのiPhone携帯は、世界で最も注目される携帯端末の一つ。ファッショナブルな外観と豊富なアプリケーションの人気はとても高い。
「人民網日本語版」2009年9月10日 |