中国医薬工業の生産総額は08年、前年比25.74％増の8666億1700万元を実現した。今年は1兆元を突破し、世界7位となる見込みだ。北京で15日に開かれた「中国医薬産業60年発展報告」の記者会見で明らかになった。「人民日報海外版」が伝えた。

中国医薬企業管理協会の于明徳によると、中国医薬産業は今後10年、医薬大国から医薬強国に発展する大事な時期を迎える。長期的に形成されてきた産業構造の問題は今後、新医療衛生体制改革・重大科技プロジェクト・薬剤輸出計画の全面的推進に伴って根本的に解決され、医薬産業は急速に成長する見込みだ。海外の予測によると、中国の医薬市場は2020年頃、日本を超え、米国に次ぐ世界第二の規模となる。

「人民網日本語版」2009年9月16日