ホーム>>経済>>業種動態
不動産価格上昇ランキング 中国は9位
発信時間: 2009-10-15 | チャイナネット

一年で最も景気がいいといわれる9-10月(「金九銀十」)、中国不動産業界には期待していた繁忙期は訪れなかったが、業界は資金に余裕がある(「不差銭」)として、価格を据え置く態度を崩していない。こうした動きとあいまって、中国は世界の不動産市場ランキングでベスト10入りを果たした。「法制晩報」が伝えた。

米経済誌「ビジネスウイーク」が14日伝えたところによると、英国の不動産コンサルタント大手ナイト・フランクが発表した最新のデータでは、第2四半期(4-6月)の中国不動産価格の前期比上昇率は1.8%と大きく、世界ランキングの9位に躍り出た。

ナイト・フランクによると、世界の不動産業界は現在、安定化に向かっており、一時的な復興の兆しもみえている。

今年第1四半期(1-3月)には多くの国が不動産価格の2けた低下という悲惨な情況に見舞われたが、第2四半期には一部の国で価格が上昇に転じた。価格が低下している国でも、低下幅は1けた台にとどまった。

不動産価格の伸びが最も大きい地域は北欧で、第2四半期の前期比上昇率はノルウェーが5.3%、フィンランドが3.9%、スウェーデンが3.6%に達した。米国も反転上昇の傾向にあり、第2四半期の平均不動産価格は同1.7%上昇した。

同誌によると、中国では昨年、多国籍企業が中国業務を減らしたことから、不動産ニーズが減少した。だが今年第2四半期は不動産の賃貸・販売がいずれも増加し、目下、不動産業界は上昇ムードに転じつつある。

1   2    


  関連記事

· 北京、国慶節期間の住宅販売量がここ3年で最低

· 上場会社業績予想 バイオ医薬・不動産好調

· 銀行・不動産株が反発 上海総合指数10.83ポイント上昇

· 不動産市場の住宅難問題について調査

· 新設住宅着工数が回復、第4四半期に住宅供給量増加の見込み

  同コラムの最新記事

· WWF、香港で「低炭素オフィス」計画を実施

· 中国四川省、ベトナムと4項目の旅行・経済貿易取り決めに調印

· EUと韓国、初歩的な自由貿易協定に調印

· 広東と香港、税関の協力を強化へ

· 「世界食糧デー」 世界の飢饉人口が10億人超に