塩湖集団の工場

「以前は塩湖資源の開発利用は塩化カリウムを抽出するだけで、大量の塩化ナトリウムと塩化マグネシウムを無駄にしていた。総合プロジェクトの実施により、産業チェーン間の連携を通じ、川上製品の廃棄物を川下製品の原料とすることができる」と、塩湖集団の呉文好・取締役会秘書は述べる。

総投資額800億元を見込んでいる塩湖集団の一期、二期、三期総合利用プロジェクトの建設はすでに着工している。うち、一期カリウム、ナトリウム総合利用プロジェクトは試運転に入っており、二期総合利用プロジェクトは来年末までに完成し試運転に入る見通し。

呉文好氏は、「これら総合利用プロジェクトの建設が同社にもたらす利益はわずか3～5年で80億元に達し、納税額は30～40億元増加する見込み」と話す。

「チャイナネット」　2009年11月3日