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2009年中国経済の8つの注目キーワード(1) |
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット |
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キーワード2:「就業確保」 出稼ぎ労働者1000万人以上の失業から一部地域の労働力不足 今年初め、1000万人以上の出稼ぎ農民が失業し帰郷するという深刻な状況に陥り、就業問題が人口大国である中国で注目を集めるようになった。「成長維持、就業確保、安定維持」が叫ばれる中、就業の確保は成長維持の最も重要な目的で、安定維持の前提でもある。 中国は、出稼ぎ農民の就業について手配し、大学卒業生の就業に力を入れることを提起した。今年、中央財政が就業に投下した額は昨年より6割増加。また、経済情勢が好転し、1~10月の全国都市部の新規就業者数は940万人となり、通年目標の900万人を達成した。さらに、年初めに帰郷した出稼ぎ農民が再び職場に戻っただけでなく、一部の地域では労働力不足となっている。 「今年初め、多くの人が今年最大の問題は出稼ぎ農民の就業問題だと考えていた。長江デルタや珠江デルタでは現在、従業員の募集が難しくなっており、これは経済の安定した回復の重要な成果である」と、国家統計局の姚景源アナリストは話す。 「チャイナネット」 2009年12月18日 |
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