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OECD「金融危機で世界企業のM&Aが激減」
発信時間: 2009-12-13 | チャイナネット

パリに本部を置くOECD・経済協力開発機構はこのほど、発表した報告書の中で、「国際金融危機の影響で、今年、世界企業のM&A総額が半分以下に減少した。これは先進国と新興国のいずれにも見られる」とした。

OECD報告書によると、国際企業の今年のM&A総額はわずか6000億ドルに留まり、前の年より56%減少することが予測される。この現象の主な原因については、先進国の企業によるM&A総額が大幅に減少したことにあるという。OECDの30の加盟国の昨年のM&A総額は1兆ドルに達したのに対し、今年は4540億ドルに縮小した。

また、南アフリカ、ブラジル、中国、インド、インドネシア、ロシアなど6つの新興国の今年のM&A総額については、前の年より62%減少し、わずか460億ドルとなることが予想されるという。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年12月13日

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