澳門中華総商会の馬有礼副会長は、復帰後、澳門経済の国際影響力は大きく向上したと考える。「10年で、澳門と本土の関係はますます密接となり、中央政府のサポートのもとで、CEPAや工業パーク建設など多くの政策が出され、澳門の経済地位は絶えず高まった。多くの人が澳門と商売することを好み、澳門人を通じて本土に投資する人も多い」と、馬有礼副会長は話す。
まもなく退任となる澳門特別行政区の何厚カ・行政長官は、「澳門経済に奇跡がもたらされたのは、主に中央政府のサポートがあり、中国経済が発展したためである。澳門の中国復帰後の10年は、中国経済の実力が大きく向上した10年でもある。澳門には最初のころはアジア金融危機の後遺症があり、経済が低迷し、その後SARSや国際金融危機などの困難や試練もあった。しかし、澳門が改革開放後の30年、特にここ10年の中国経済から利益を得たのは確かだ」と語る。現在、中国国民の生活には大きな改善が見られ、本土住民による澳門での消費、観光、不動産投資などは澳門経済をけん引している。強大な祖国が後ろ盾となり、中国は良好な経済情勢を有しており、澳門経済の発展が他と異なるのも当然である。
「チャイナネット」 2009年12月17日
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