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学者:「一国二制度」が澳門の発展に新たな活力 |
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット |
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「愛国愛澳」の価値観が高まる 同研究センターが行ったアンケート調査によると、マカオ市民の「愛国愛澳(国を愛し、マカオを愛する)」の意識は高まっており、「一国二制度はマカオで成功した」と答えた人は全体の98%を占め、政府への信頼度も大きく向上した。 楊主任は、「一国二制度は前例がないが、マカオの10年間の発展はこの偉大な構想による成功と言え、マカオ市民の努力の賜物でもある」と語る。 また、マカオをさらに発展させるには、特区政府が施政能力を高めるだけでなく、マカオの全市民がともに責任を持ち、意識を高め、社会を築いていく必要があるとの考えを示している。 『基本法』がマカオの繁栄と安定を維持 楊主任は、祖国復帰後のマカオの最大の強みは「一国二制度」だと見ている。「一国二制度」を維持する法律として、『特別行政区基本法』はマカオの10年の繁栄と安定を維持してきた。 「50年間継続」について、楊主任は次のように話す。『基本法』で、復帰後50年はマカオの現行の資本主義制度と生活スタイルを維持すると明記された。しかし実際は、復帰後のマカオは毎日変化している。最も大きな変化は特別行政区の制度の実施と整備である。これは香港とマカオだけでなく、中国にとってもメリットとなる。 社会科学を研究する一人の学者でもある楊允中主任は、中国が香港とマカオで実施した「一国二制度」はすでに新たな文明形態となっているとし、さらに、「相互尊重、違いを尊重しながら共同点を探る、互恵・ウィンウィン」という基本価値を反映し、中国の人類文明にも貢献していると指摘する。 「チャイナネット」 2009年12月2日 |
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