重慶空港の年間利用者は09年、のべ1400万人を突破した。同空港は世界の空港トップ100にランクインし、4回連続で全国の空港トップ10入りを果たした。1990年、開通したばかりの重慶空港の年間利用者はわずか44万人だった。19年を経て、同空港の利用者数は約32倍に増加した。ここ5年間、同空港利用者の年平均増加率は約23%となっている。
重慶空港では現在、拡張工事が行われている。新しいT2Aターミナルはすでに初歩的に形が出来上がり、2010年末には第2滑走路および、関連設備の拡張プロジェクトが完成する見込みだ。工事が完成すればターミナルの面積は18万平方メートルにのぼり、年間離着陸数26万回、年間利用者数のべ3000万人、年間貨物・郵便取扱数45万トンのニーズを満たすことが可能となる。