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経済成長が最も速い天津浜海ハイテク産業区 |
発信時間: 2010-01-05 | チャイナネット |
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天津浜海ハイテク産業区の一角 天津浜海ハイテク産業区が設置されて以来、その主要な経済指標は十数年にわたって30%以上の成長率を保ち続け、中国でも経済成長の最も速い地方になっている。 2008年の金融危機で中国沿海地域の輸出指向のハイテク産業は大きな打撃を受けたが、天津浜海ハイテク産業区の主要経済指標は依然として30%の成長率を保った。 天津浜海ハイテク産業区の原名は、天津浜海ニューテク産業開発区で、1988年に市政府の認可を得て成立。1991年には国務院から最初の国家クラスハイテク産業開発区に承認され、2009年3月に国務院の批准を得て、天津浜海ハイテク産業開発区に名称を変更した。 天津浜海ハイテク産業区管理委員会の趙海山主任は「天津浜海ハイテク産業区の発展は現在、新たな段階に入っており、中国経済発展の第三成長の極地で、天津浜海新区の開発においてはイノベーションを牽引し、革新型国家戦略を貫き、中国のハイテクエリアの『世界一流を創る』を模索するなど、一連の重要な使命を担っている」と説明する。 未来をインキュベーション カナダの飛行シミレーション機研究開発生産の宇宙技術会社で8年間働いていた谷増偉さんは、2003年に帰国して起業し、飛行訓練機械とシミュレーション機の生産に関する研究開発をしたいと思っていた。幸運なことに谷増偉さんの技術は天津浜海ハイテク産業区が計画する戦略的ハイテクプロジェクトの一つとなり、新区直属の企業から50万元の投資が得られ、登録資金100万元の会社、華翼藍天が誕生した。当時この技術は中国ではまだ空白状態で、2005年に中国の航空機ARJ21が入札を募集した時、谷増偉さんの会社は技術と価格の優位さで国内外の業者を押しのけた。 天津浜海ハイテク産業区には、国際創業センター、海泰科技園、華苑ソフトウエアエリア、南開大学科技園、鑫茂科技園、華科科技園の6つの国家クラスのインキュベーションがあり、独立した知的財産権を持つ一連の中小企業がこの中で成長し、しだいに天津浜海ハイテク産業区の高い成長を支える中堅になってきている。 |
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