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経済成長が最も速い天津浜海ハイテク産業区
発信時間: 2010-01-05 | チャイナネット

自主改革は天津浜海ハイテク産業区の魂

この新区の最大の競争力は、絶えず完備し続けるイノベーション環境、豊富なイノベーション資源、活力の満ちたイノベーション理念にある。趙海山主任は「私たちの主導産業と優勢企業が自主イノベーションに根を下ろし、世界科学技術の新しい潮流に適応してこそ、私たちの発展は内生型の発展を実現し、牽引の役割を果たすことが出来る」と急速な発展の原因を説明する。

天津賽象科技株式会社を例に挙げると、この企業は主にオプト・メカトロニクス高級ラジアルタイヤ製造設備の開発と、工業用ソフトウエアを開発し、2008年の生産販売量は全国トップ、世界第4位だった。2008年までに合わせて84の特許を申請しており、6つの発明特許と26の実用型特許を取得している。

2005年に国家知的財産権テストエリアに認可された天津浜海ハイテク産業区は、研究開発、インキュベーション、産業化発展を主とした独立した知的財産権を持つ創造と転化のシステムを構築し、自主イノベーションの拠点を形成している。

2008年末までに天津浜海ハイテク産業区で知的財産権の戦略的テストを実施した企業は100社に達し、企業の特許申請数は1万2000件を上回っている。2008年の特許申請は全国のハイテク産業区で第3位だ。

2013年から2015年には、区内のハイテク産業企業の営業収入がハイテク産業区の総収入に占める割合を60%以上にし、各種の上場企業が50社を超え、従業員1万人当たりの理科系大学の卒業生が2500人以上になり、全面的にイノベーション型科学技術パークの各指標を実現することを目指している。

「チャイナネット」2010年1月5日

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