中国銀行上海支店のデータによると、同行の人民元の国際貿易決済業務が10億元を突破し、全国でも人民元の国際貿易決済累計業務が支店クラスで最大の金融機関となった。
中国銀行上海支店は昨年7月6日、国内で先駆けて人民元の国際貿易決済業務を開始、人民元の国際貿易決済業務試行が始まって以来単独で最高額となる2億1400万元の人民元信用証を発行した。外資を含む内外企業向けに輸出入証明の発行や外国送入金など様々な人民元の国際貿易決算業務を40件余り手がけ、累計業務は10億5600万元に上っている。
これまでに中国鉄鋼大手の宝鋼集団、上海電気集団、世博集団(上海万博グループ)、国有総合商社の東方国際集団、建設会社大手の上海建工集団や城建集団、重機メーカーの上海振華港機、上海五金鉱産輸出入総公司(上海五鉱)、中国金山聯合貿易、IKEA中国など数十社の企業と「人民元の国際貿易決算企業サービス案」を取り交わした。昨年12月31日までに20社以上の企業向けに数十件の業務を扱い、上海で人民元の国際貿易業務数が最多、業務量が最大の銀行に成長するとともに、試行が始まって以来単独で過去最高額の業務を取り扱った。
「人民網日本語版」2010年1月6日