金融危機以降、世界の上場企業の市場価値が激変し、中国の大手企業が頭角を現し始めた。
工商銀行が7日発表したデータによると、昨年末の時点で中国石油は3531億7400万ドルで市場価値が世界最大の企業となり、工商銀行は2689億8200万ドルと世界第4位に順位を上げた。
昨年末の市場価値ランキングによると、トップ5の上場企業は順に中国石油、米総合エネルギー会社のエクソンモービル(3237億1700万ドル)、マイクロソフト(2706億3600万ドル)、工商銀行、ウォルマート(2036億5400万ドル)。
また、世界トップ10の銀行は順に工商銀行、中国建設銀行(2014億5500万ドル)、英HSBC(2007億2500万ドル)、米JPモルガン・チェース(1710億5300万ドル)、中国銀行(1539億7200万ドル)、バンク・オブ・アメリカ(1496億4800万ドル)、米ウェルズ・ファーゴ(1379億9500万ドル)、スペインのBSCH(1360億200万ドル)、仏BNPパリバ(948億9300万ドル)、米シティバンク(935億4300万ドル)だった。
昨年末の工商銀行A株の終値は5.44元、H株の終値は6.44香港ドルで、08年末よりもそれぞれ54%と58%上がった。
「人民網日本語版」2010年1月8日