中国商務部の発表によると、2010年1月、中国の国内投資家は世界75の国・地域の企業420社に対して直接投資を行い、非金融類投資額は総額23億6000万ドルとなった。うち、株式投資とその他の投資は16億6000万ドルで70%を占め、利益の再投資は7億ドルで30%を占めた。
また、同月の対外請負プロジェクトによる売上高は50億6000万ドルで前年同期比79%増、新規契約額は140億ドルで同12.2%増だった。
対外請負プロジェクトの対象地域の分布状況を見ると、アジアが44.7%を占め22億6000万ドルで、同81.4%増。アフリカは41.8%を占め21億1000万ドルで、同101%増。南米は3.6%を占め1億8000万ルで、 同60.7%増。ヨーロッパ、オセアニアと北米はそれぞれ6.9%、1.4%、1.6%を占めた。
新規契約の業種分布を見ると、1月の対外請負プロジェクトは主に交通運輸・建設業に集中しており、契約額は48億ドルで、33.9%を占めた。石油化学工業、不動産建築業、電力業、製造・加工業、電子通信業、給水・下水道業及びその他の業種の契約額はそれぞれ34億ドル、25億ドル、23億ドル、5億ドル、2億ドル、1億ドル、3億ドルで、全体に占める比率は24%、17.7%、16.3%、3.5%、1.6%、0.5%、2.2%だった。
1月の中国の対外労務協力の売上高は6億9000万ドルで同11.3%増、新規契約額は8億4000万ドルで同27%増。同月の派遣労働者数は2万4200人で同9900人増加、1月末現在の派遣労働者数は77万人で同5万3000人増加した。
「チャイナネット」 2010年1月21日 |