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上海税関エリア・ASEANの輸出入が6割増 1月
発信時間: 2010-02-24 | チャイナネット

上海税関が23日発表した統計データによると、今年1月、上海税関エリアと東南アジア諸国連合(ASEAN)との間の輸出入額は47億2千万ドルに達し、前年同月比62.2%増加した。増加率は同期の同エリアにおける輸出入総額の増加率を30.8ポイント上回った。

税関のアナリストによると、中国と他の経済体との間で建設された初の自由貿易圏として、中国・ASEAN自由貿易圏が今年1月1日に全面的に完成した。中国とASEANの経済情勢が引き続き好転するにつれて、上海税関エリアの対ASEAN輸出入が昨年11月から回復に転じた。今年1月までに対ASEAN輸入は前年同期より1.2倍増加し、対ASEAN輸出も約40%の伸びを達成した。

ある統計によると、今年1月の上海税関エリアの対マレーシア輸出入がいずれも前年同月比倍増を遂げ、ASEAN加盟国の中でシンガポールを抜いて首位に立った。またブルネイをのぞく各加盟国との輸出入額がいずれも増加し、対シンガポール輸出入額は同32.1%、対タイは同72.2%、対インドネシアは24.1%、対フィリピンは同46.2%、それぞれ増加した。

「人民網日本語版」2010年2月24日

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