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好調を続ける江蘇経済
発信時間: 2010-03-03 | チャイナネット

江蘇省の経済状況は今年1-2月も昨年の好調な発展ペースを保ち、主要な経済指標は引き続き安定的で急速な伸びを示した。1月の一定規模以上の工業企業(国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)の生産額は1540億元に上り、前年同月比35.5%増加した。また同月には一般予算の月間収入が同27.7%増加して、初めて400億元を突破した。対外貿易輸出入額は同53.4%増加の325億7千万ドルだった。

同省は昨年、国内総生産(GDP)が3兆4061億元に達して前年比12.4%増加し、全国2位となった。同省共産党委員会や同省政府は経済成長モデルの転換が早急に必要であることを十分認識しており、好調な業績を前にしても、決して怠ってはならないと気を引き締める。

同省は今年、産業の最適化・グレードアップに向けた一連の政策措置を打ち出す予定だ。具体的には▽11件の重点産業調整・振興プランと関連政策を制定実施し、専用の資金20億元を確保する▽新エネルギー・インテリジェント型電力ネットワーク、新材料、バイオテクノロジー、新医薬、ソフトウエア・サービスのアウトソーシング、物流ネットワークといった重点振興産業を集中的に支援する、ことなどを実施するとしている。今年1-2月には、新エネルギー、新医薬、太陽エネルギーなどの基幹産業の伸びが急速で、企業の受注も多かった。また同期には南京の高速ギヤ生産額が前年同期に比べて2.3倍増加し、1月には世界企業上位500社に名を連ねる沙鋼集団が売上高141億元(前年同月比42.5%増)、利益5億3千万元(同207.5%増)、納税額8億9700万元(同51%増)を達成した。

同省は自主革新を2010年の発展のカギとし、研究開発投資が地域のGDPに占める割合を2%に引き上げることを目標に定める。また国の技術革新プロジェクトの省レベルでのモデル建設を積極的に展開し、公共プラットフォームやサービスシステムの建設を刷新し、独自の知的財産権を備えた重要科学技術成果100件の産業化推進を加速するとしている。1月のハイテク製品輸出額は87億8千万ドルで同60%増加した。

「人民網日本語版」2010年3月3日

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