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中国経済の早期回復は世界にとって意義大
発信時間: 2010-03-05 | チャイナネット

現在、全国人民代表大会と協商全国政治協商会議(両会)が開催されるなか、世界金融危機という深刻な衝撃下にあって中国は8.7%成長を実現、中国経済の早期回復は世界にとって意義深く、世界経済全体の回復に積極的に貢献している、と各国の経済関係者や専門家は積極的に評価している。

韓国金融投資協会の任炳翼委員は、中国経済の発展は世界経済に大きな貢献を果たしていると指摘。世界金融危機の爆発後、中国政府が実施した経済刺激策は非常に迅速で有効的だったとし、世界経済の回復に伴い、各国は中国経済の重要性を益々認識し、中国の役割はどんどん大きくなっているとの見方を示す。中国経済の発展が韓国経済の起爆剤となっているのは疑う余地もない。韓国国内の造船、電子、物流などほぼ全ての産業が中国経済とつながっている。韓国の株式市場は以前は米国経済との連動性が強く、韓国国内の経済アナリストは常に米国の政策や経済動向を分析していた。ところが現在は中国との連動性のほうが強い。韓国の経済関係者は中国の両会の開催に注目し、両会を通じて中国の経済政策を理解しようとしている。

国連経済社会理事会(ECOSOC)世界経済観測センターの洪平凡主任によると、中国経済の早期回復は世界にとっても重大な意義を持つ。世界金融危機が昨年世界の実体経済に深刻な被害をもたらし、世界の総生産は前年比2.2%も低下した。ここまで世界経済全体が衰退したのは第2次世界大戦以来のことだ。

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