『証券時報』
証券信用取引業務、証券会社5社が試行に参加
6社の証券信用取引業務への試行参加を許可したのに続き、中国証券監督管理委員会(証監会)は、申銀万国など5社の証券会社の試行参加を許可した。また証監会は、試行参加条件を適度に引き下げ、「最近の分類評価がB以上、最近6カ月の総資本がいずれも30億元以上」という基準に基づき、より多くの証券会社が試行に参加できるよう進める。国元証券など15社がこの基準を満たすことになる。証監会は資金流通に関するプランを検討し、上海・深セン証券取引所も証券信用取引業務の証券範囲の拡大について検討している。
転換社債の人気とファンドの持ち高減少が新シグナルを発す
多くの要素を受け、ここ2カ月のA株市場は平均20%の下落となった。ここで、2つの現象に注目する必要がある。1つは中国銀行の転換社債に機関の人気が集まったこと、もう1つはファンドの持ち高が平均で約75%まで下がり、2008年の低水準時とほぼ同じとなっていることだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月9日