「三網融合(通信・放送・インターネットのネットワーク融合)」試行の原則が今月初めに承認され、試行都市の選択が現段階の重点となっている。上海や南京など10都市が第1陣「三網融合」の試行都市に選ばれる可能性があることが16日わかった。
6月6日に承認された「三網融合」試行案によると、今月18日までに、各地政府は試行申請を行い、その後に審査と選別が行われ、25日頃に試行都市が発表されることになっている。試行都市が決定すれば、「三網融合」の試行が正式に始まったということになる。
また、先日開かれた内部会議で、中国工程院の院士である趙梓森氏は、「三網融合の試行都市は上海、南京、杭州、深セン、ハルビン、瀋陽、重慶、武漢、長沙、忻州の10都市となる見通しで、中国の東南、東北、西部、華中、河北などの地域をほぼカバーしている」と明かした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月17日