イーター計画
「人造太陽」と呼ばれる国際熱核融合実験炉(イーター)の開発参加国7カ国の代表は16日、中国の江蘇に集まり、人類のエネルギー問題の根本的解決につながるかもしれないこの計画について検討した。
イーター計画は、核融合エネルギーの実現を目指すというもので、人類は1950年代に核融合反応、つまり水素爆弾の爆発を成功させた。しかし爆発力はコントロールできないため、爆発による巨大なエネルギーをいかに人類の生産や生活に使用するかについて考え始めた。
イーター計画はすぐに世界各国の政府から支持され、中国、EU、日本、韓国、ロシア、米国、インドなど計33カ国が同計画に参加した。この33カ国は世界の人口の60%とGDPの80%を占める。