『中国証券報』
金融、不動産セクターが後押し 上海総合指数は2.9%上昇
不動産、製紙、航空などの元切り上げで受益が期待できるセクターや海南セクターが高い伸びとなり、21日の上海・深セン株式市場は大幅に上昇した。上海総合指数は2.9%、深セン成分指数は3.44%上昇し、ともに6月以降最大の上げ幅となった。
第3四半期CPI伸び率は3%以下か 第4四半期に電力価格引き上げの可能性
上半期に石炭価格が上昇し続け、電力価格の引き上げ予想も再び高まっている。しかし、5月の消費者物価指数(CPI)伸び率は3.1%に達し、電力価格を引き上げるかどうかは電力業界の赤字の規模とインフレ観測の総合的判断で決まる。専門家は、第3四半期のCPI伸び率は3%以下に縮小し、第4四半期に電力価格が引き上げられる可能性もあると予想する。