北京の中古住宅成約数5割減 大幅値下げの可能性小

北京の中古住宅成約数5割減 大幅値下げの可能性小。 北京不動産取引管理サイトによると、6月1日から20日までの北京の中古住宅成約件数は6062件で、1日平均わずか300件だった。4月初めのピーク時より7割、前年同期より5割以上の減少となった。また、1件あたりの平均面積は99平方メートルで、5月の同時期より4%減少した…

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発信時間: 2010-06-24 15:09:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京不動産取引管理サイトによると、6月1日から20日までの北京の中古住宅成約件数は6062件で、1日平均わずか300件だった。4月初めのピーク時より7割、前年同期より5割以上の減少となった。また、1件あたりの平均面積は99平方メートルで、5月の同時期より4%減少した。

価格については、6月中上旬の中古住宅の値下げ幅は大きく縮小している。北京中原市場研究部の統計によると、中古住宅価格は1平方メートルあたり18635元から2.4%下がり、現在の平均価格は18180元となっている。前年同期比では46%上昇した。

再び大幅値下げとなる可能性は少ない

北京不動産取引管理サイトによると、住宅供給量の増加幅も大幅に縮小している。4月20日現在、販売可能な住宅件数は前月同時期より6000件増加し、30698件に達した。6月20日現在、取引件数が8割減少するという状況下で、販売可能な住宅件数は31246件で、前月同時期よりわずか294件の増加だった。

北京中原市場研究部の張大偉氏は、中古住宅供給量の増加幅は縮小し始めていると話す。また、賃貸市場が活発化し、一部の物件が賃貸市場に入っているため、5月と同じ速度で価格が下がることはないと見ている。

そのほか、中古住宅バブルとなっている地域は5月に大幅な値下げを行い、通州や望京などでは5月だけで中古住宅価格が15%以上下がり、通州では30%以上下がった物件もある。しかしそれを成約件数に反映させるのは難しいため、多くの家主はさらに大幅に値下げすることはないと考えられる。さらに、分譲住宅の予約は激減しているが、現時点で大幅値下げはなく、中古住宅価格を引き続き下げるけん引力が不足している。

センチュリー21中国現地法人の市場部責任者である林蕾氏は、「通州の価格はすでに20%下がり、売却を考えている投資家はすでに売却した。近いうちに再び大幅な値下げが行われる可能性は低い」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月24日

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