中国では、重要な調整策が次々と打ち出されている。
中国人民銀行は人民元為替レート形成メカニズムの改革を推進することを発表し、続いて財政部、税務総局は406品目の製品を対象に輸出税還付を廃止することを発表した。
貸付政策、産業政策、不動産価格抑制、地方人民政府融資プラットフォーム管理の強化から為替レート政策、輸出税還付まで、予想される政策が一つ一つ実施された。
多くのアナリストは、下半期にはさらなる緊縮政策の選択余地はかなり少なくなっており、中国のマクロ政策は外需から内需へ、投資から消費へと重心を移すことになると見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月30日