湖南省長沙市で調査・研究を行う温家宝総理(手前)
中国国務院の温家宝総理は2日、湖南省長沙で中国の経済発展状況について調査・研究し、湖北、湖南、広東3省経済情勢座談会を主宰した。
温総理は座談会で、「現在の中国の経済情勢は良好だが、経済の安定的かつ比較的速い発展と構造調整、インフレ予期管理の関係を適切に処理し、政策を安定させ、関連取り組みに力を入れ、今年の経済・社会発展の目標を全面的に達成しなければならない」と述べた。
温総理はまた、「国際金融危機による影響の深刻さと景気回復の難しさは人々の予想を大きく上回っており、マクロ調整で直面する『両難』問題もますます多くなり、われわれが長年存在している構造問題を解決すると同時に、当面差し迫って解決を必要とする突出問題に的確に対処することが求められている。これらの問題の解決は経済の安定的かつ比較的速い発展が前提である」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月5日