新華社通信によると、文化財の安全を維持するため、中国は文化財保護と観光開発の協調発展を強化し、文化遺産の保護と伝承を促進していくということである。
国家観光局、国家文物局が調印した協定に基づいて、両部門は全国文化財観光活動協調グループを設立する。双方は毎回5ヵ年計画の期末に「全国文化財観光開発報告」を発表する。また、各地の文化財保護と観光開発の発展状況と法律の執行状況について定期的な検査と評価を行ないる。
中国は文化財資源の大国であり、現在、全国には重点文化財保護施設が2352カ所、世界文化遺産が27カ所ある。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年7月11日