国土資源部：下半期も引き続き不動産調整に尽力
国土資源部：下半期も引き続き不動産調整に尽力。
タグ： 国土資源部 不動産
発信時間： 2010-07-29 13:55:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
地価の低迷は地方政府の土地販売収入にも影響を及ぼす。浙江省の呂祖善省長は26日、「不動産成約件数が大幅に減少すれば、関連の税収も減少する。不動産市場の情勢の変化が地方財政収支のバランスに影響を与えている」と述べた。
また呂祖善省長は浙江省第11期人民代表大会常務委員会第19回会議で、今年上半期の浙江省の不動産業の税収収入は475億8000万元で前年同期より82.1％増加し、地方財政収入の増加に対する貢献率は63.7％だったと明かした。
28日の「地産中国新思考フォーラム」で、「陽光100」の範小冲・常務副総裁は、「今年の不動産調整の実施後、影響が最も大きいのは住宅ではなく、価格が本当に下落したのは土地である。地価の下落に地方政府は耐えられない状態だ」と述べた。また範小冲氏は、地価の下落は地方政府の土地販売収入に影響するだけでなく、地方の融資プラットフォームにも影響すると考える。
ところが、国土資源部は報告の中で、現行の不動産調整策の持続性と安定性を維持し、調整目標の達成に努めるべきだと提起している。
報告では、現在のマクロ経済の回復の基礎はまだ固まっておらず、その上、インフレ観測や人民元切り上げ観測があるため、各界の景気回復や不動産調整の持続性に対する懸念が高まっていると分析する。
そのため、今回の不動産調整で、関係部門はまず有力措置を引き続き採り、民生関連用地の供給計画を着実に実施し、民生関連用地の供給を保障する必要がある。次に、政策の持続性と安定性の維持を基礎とし、方向性と柔軟性を高め、政策が大きく変化することを避け、調整の効果を現すよう努めなければならない。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2010年7月29日
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