米誌「フォーリンポリシー」はこのほど、世界で最も影響力のある服役囚(The World's Most Powerful Prisoners)5人を発表した。彼らは獄中にありながら大きな影響力を持ち続けている。その首位は、中国一の大富豪だった家電量販大手・国美電器前社長の黄光裕服役囚。2位は、ロシア一の大富豪だった大手石油会社ユコス前社長のミハイル・ホドルコフスキー服役囚。同氏は03年に脱税行為で実刑判決を受け投獄、ロシアで最も重要な反政府派の人物。3位は、ニューヨークの世界貿易センター1回目の襲撃事件を計画したオマル・アブドゥル・ラフマーン服役囚。彼は80年代エジプトのイスラム過激派組織ジハード団の指導者。4位は、パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの指導者のひとり、パキスタンのマルワン・バルグーティ服役囚。5位は、ミャンマー反対党の指導者アウンサンスーチー服役囚。彼女は1989年にミャンマーの大統領選に勝利したが、軍事政権に軟禁された。「国際金融報」が伝えた。
「人民網日本語版」2010年8月13日