中国工業情報化部の朱宏任チーフエンジニアは26日、西安で開かれた「2010年中国(陜西)非公有制経済発展フォーラム」で「現在、中国では中小企業の数はすでに全企業の99%以上となり、最終製品とサービスの付加価値はGDPのおよそ60%を占めている。中小企業は経済発展とイノベーションを促し、輸出と雇用を拡大するために重要な役割を果たしている」と語った。
それによると、全国の企業総数の99%を占める中小企業は、80%の雇用を提供し、全国の納税額は50%を占めている。このほか、中国では65%の発明特許や75%以上の技術開発、80%あまりの新製品開発を中小企業が成し遂げている。中小企業を代表とする民間の非公有制経済が中国の経済社会発展の中で果たす役割は絶えず増大している。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年9月28日