『証券時報』
人民銀が利上げのプレゼント 来年初めは様子見か
中国人民銀行は25日夜、金融機関の人民元建て預金・貸出基準金利を12月26日から引き上げると発表した。金融機関の1年満期の預金・貸出基準金利は0.25ポイントの引き上げとなる。
利上げ効果重なる 不動産市場は買い手市場に
中国人民銀行は金融機関の人民元建て預金・貸出基準金利を12月26日から引き上げることを決定し、それに続いて住宅・都市農村建設部も個人住宅積立金の貸付金利を0.25ポイント引き上げると発表した。アナリストは、人民銀がこの時期に再利上げを決めたのは、主に来年のインフレ観測管理の条件を整えるためで、今年度の2回の利上げは来年の不動産市場の開発と投資ニーズに影響し、次第に買い手市場に変わると分析する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月27日