第12次5カ年計画期間(2011-2015年)は世界の大発展、大変革、大調整にとって重要な時期であり、都市の競争が熾烈化し、総合力の再編が求められる重要な時期でもある。昆明市は雲南の省都、西南地区の中心都市である。新たな情勢を前に、新たな歴史のスタートラインに立ち、昆明を西南部に開放された地域的な国際都市にしていかなければならない。
世界的に経済のグローバル化、地域一体化が加速し、商品・サービスの提供、生産要素の配置、経済管理運営の体制メカニズムが益々国際化し、都市の国際化がすでに都市の近代化に欠かせない道となっている。
2009年7月、胡錦濤総書記が雲南を視察した際、雲南を西南に開放された重要な拠点とすると指摘した。その後、雲南省は「西南部に開放された拠点」づくりに向け発展戦略を確立。近代的な新たな昆明建設が国際化の新段階に入り、西南部に開放された地域的な国際都市の建設が急がれた。より高いスタートラインに立って近代的な新たな昆明建設を推進する上で必然の道といえる。