中国の銀行業がいかにして実体経済によりよいサービスを提供することができるのかについて、中国銀行業監督管理委員会(CBRC)の主席補佐でもある閻慶民委員は、「従来業務のレベルアップとイノベーションサービスの強化、実体経済の新業態へのサービスの注力、自らのビジネスモデルの転換の加速化という4つを重点にすべきだ」と述べた。
閻慶民委員は、「製造業のレベルアップにおいて、銀行業の視点からサポートできることがたくさんある。信用貸付サービスの質を向上させ、伝統産業のレベルアップのニーズに応えていく一方、立ち遅れた生産能力の淘汰に力を入れ、産業構造の最適化を速め、実体経済に高付加価値で、低コストの金融サービスを提供することが必要だ」と述べた。