就任から2年近くが経つ博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの秘書長周文重氏は30日、『海南日報』の取材に対し、今後フォーラムが力を入れていく方向性は、「アジア経済と社会発展の情勢を把握し、新たなチャンスをしっかりと掴む事である。アジアに立脚点となる基盤を形成し、世界に向けたハイエンド交流と対話のプラットフォームを構築することである」と語った。
我々の今後の重点的な活動は、アジアの基盤を固めるとともに、新興経済体に対する研究を強化し、より多くの新興経済国の指導者や経済界の関係者の参加を得る事で、各国・地域の各業界が同様の関心を寄せるマクロ問題に対しても、共通するミクロ問題に対しても、率直な意見交換を行い、共同認識を固め、協力関係の促進に努める。
グローバルの視点に立って、アジアの問題を観察し、考える事によって初めて深く正確に問題の核心を把握する事ができる。今後、博鰲アジアフォーラムは依然アジアが世界に進出する立脚点として、グローバルの視点に立ち、アジアを観察し、意義のある、中身のある様々な活動を計画し、実施していくことを目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月1日