中国の李克強副総理は28日江西省で、地域発展改革座談会を開いた。
李副総理は「経済の持続的かつ健全な発展を維持するためには、構造調整、特に、内需の拡大が進路となっている。しかし、都市部と農村部の格差と地域間格差の存在が、現代化建設でぶつかった最も大きな課題である。都市部と農村部の格差を縮小するためには、都市化プロセスや近代的農業を推進し、都市・農村一体化を加速させるべきだ。地域間格差を縮小するのに、中西部の開発・開放を拡大していかなければならない」と指摘した上で、さらに「第18回党大会及び中央経済活動会議の精神にのっとって、発展と改革を推進していくために、次の3点に取り組む必要がある。①開放と内需を拡大すること。②市場化の体制改革を推進すること。③市場経済の法整備を行うこと」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」 2012年12月29日