第12期全人代第1回会議が5日午前9時に人民大会堂で開幕し、温家宝総理が国務院を代表して政府活動報告を行った。
温総理は過去5年間の政府の主な活動を総括して、次のように指摘した。
過去5年間、われわれは外部環境の急激な変化に積極的に対処し、外需安定の政策措置を速やかに打ち出し、市場多元化戦略を実施した。貿易総額は年平均12.2%増加し、世界第3位から第2位に上昇。このうち輸出額は世界首位に躍り出て、世界に占める割合は2007年と比べ2ポイント以上高まった。貿易構成は最適化され、貿易大国としての地位を一段と固めた。
5年間の累計外資導入額(実行ベース)は5528億ドルで、外資導入の構成と配置は明らかに最適化され、質と水準は明らかに高まった。海外進出戦略を加速し、各種企業の対外投資、国際経営を奨励した。非金融系の対外直接投資は2007年の248億ドルから2012年の772億ドルへと年平均25.5%で増加し、対外投資大国の列に加わった。
対外開放はわが国の経済発展と経済構造の最適化を力強く促し、先進の技術と管理ノウハウを吸収し、雇用と従業員の収入を増やし、世界の景気回復にも重要な貢献を果たした。
「人民網日本語版」2013年3月5日