中国の太陽光発電業界、第2四半期以降再び氷河期を迎えるか
春節(旧正月)連休以降、一連の好材料が中国太陽光発電市場を盛り上げ、関連するA株と中国概念股は堅調に推移していた。しかし、太陽光発電業界のの大規模化の成否を左右する電気料金補助政策については、このごろ、市場の予測を大きく下回る補助金額が検討されているとの情報が伝わったことで、業界関係者の間で動揺が広がっている。13日付中国証券報が伝えた。
分散型太陽光発電システムの補助金額は1キロワット時0.35元、大型地上発電所の電気卸売価格は以前の1キロワット時1元から0.75元に引き下げられる見込みだ。業界関係者は「これは、太陽光発電所投資における内部収益率の低下につながり、関連発電所の建設に大幅な遅れが生じることになる」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年3月13日