米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は先般、中国の中央テレビ(CCTV)の取材に応えた際、傘下投資会社が保有している中国電気自動車大手の比亜迪(BYD)株の売却を考えたことは一度もないと述べ、一部のバフェット氏による比亜迪株売却という観測を否定した。13日付中国証券報が伝えた。
「新エネルギーのコスト優位の確立にはなお一定の期間を要する」とバフェット氏が述べ、中国の中堅新エネルギー車メーカであるBYDの将来性に期待している姿勢を表明した。中国株の投資価値について、バフェット氏は「中国経済が全般的に好調を維持しており、中国企業の株価には大きな上昇余地がある」との考えを示した。また、「金を買うつもりはない」とし、金を投資対象に組み入れないとの投資スタンスを強調した。
「中国証券報」より 2013年5月13日